突然閑話・「テニプリとわたし。」

〜Chapter1.劇場版「テニプリ」とわたし。〜

1.蜂屋くんはこの冬、いつもの通勤路(というか、帰り道の寄り道所)に貼ってある「劇場版・テニスの王子様」のポスターの前でしばしば足を止めては、ボーッと見入っていたという。その「テニスの王子様」、世間一般に言われる「テニプリ」というマンガ、ほとんど読んだことはなかったのだが、そのポスターを見てるうち、なんだかおもしろそうだなあ、見てみたいなあこの映画、と思うようになっていったのだという。いいトシこいた女がテニプリ映画のポスターの前でボーと立っている姿は傍目には異様であろうという点は看過されたし。

2.某サイト様で、このテニプリ映画を大絶賛(?)なされてる御日記を拝読した蜂屋くんは、「ああ、やはり私はこの映画を見に行かなければならない運命なんダッ!!」という思いをより確かなものとしたという。しかし、なかなか見に行くヒマがナ〜…それに、原作全然知らないのに見に行って果たして楽しめるモンなのかどーか〜…などと、しばらくモジモジしていたのだという。

3.ついに上映期間も終了間際というある日、映画館にドドドと駆け込み、「劇場版・テニプリ」を爆観。…映画館を後にするころにはすでに「ああ、不二先輩の『羆落とし』で中空高く打ち上げられたい…!!v」などとウワゴトをつぶやきながら、目をハート型にしていたという。
 

ちなみに、その日々ボーッと見入ってたというポスターの図柄は、ココに載ってるコレ。(映画の公式サイトでふ)
「テニプリ」に関しては全くのドシロウトな私でしたが…
右上の、ボウシかぶってる少年が主人公、なぐらいは知ってました。
で、下半分に8人ほど入り乱れてるのは、同じユニフォームを着てるからには同じチームの…ええと、確か、青学とかいった…の、人たちなんだろうと思いました。
で、左上の黒いユニフォーム着て不敵な笑みも猛々しいハンサムな兄ちゃんは、このお話では敵役にあたる人なんだろうなあ、と思いました。
背景の大海原と豪華客船もたまりません。まあ…そんなところでテニスを…。

でも一番私が気になってたのは、再下段中央で両腕広げた謎の華麗なフォームを見せてくれているハンサムな兄ちゃんでした。
はい、私はハンサムが好きです。ハンサムが好きです。繰り返しますがハンサムが好きです。美少年も好きですがハンサムも同じぐらい好きです。ハンサムと美少年の定義の違いについて語るのは別の機会を待ちましょう(そんな機会はないよ)(いや、しかし、どっちかつーとスポーツマンというのは『美少年』よりは『ハンサム』と呼びたくなる)
その人こそ、スクリーンに登場してからものの数場面で私のハートをわしづかみにした不二先輩であらせられたわけですが、「ああ、ありゃ『羆落とし』のフォームだったのか。」とわかったのは単行本を読んでからでした。

と、とりあえずここまで書いて…と。
それでですね、私が思ったことというのはですね、
それまで私が持ってたテニプリ観といえば「あ〜、なんか、ハンサムがたくさん出てくる、なんかスペクタクルな、今、世間で大・人・気なテニスマンガですよね?」程度のものだったのであり、積極的に興味を持とうとはしてなかったんでありますよ。
でも、その映画のポスター見たら「なんか、おもしろそう〜、見たいな〜…」という気にさせられたという、そのこと自体に私は感動しておるわけなのですよ。
元々テニプリファンな人があのポスターを見て「わぁカッコイイv」と思うのはトーゼンでしかるべきだと思うのですが、そうでない人をその気にさせることも大切だと思うのです、宣伝目的のポスターとしては。
あの一枚絵のナニが私をそんなに惹きつけたのか…?!もちろん、ハンサムがいっぱいだから、というのが大前提だとは思うのですが(笑)、…なんというか…「ああ、個性豊かなキャラクターたちがテニスコートを駆け回って大・活・躍してるのだろうなあ」と思わせられたというかなんというか…
「ツボだった。」の一言では片付けたくない気分ですね、なんとなく。
そんな、見ただけで「この作品オモシロソー!」と思えるような一枚絵って、とってもステキだと思うのです。(いろんな広告美術にいえることですけど)
「illustrateという言葉のそもそもの意味するところとは…!」なんてことまで考えちゃいましたよ。
私もヘタレ絵描きのはしくれとして、見てくれる人に、どんなでもいいから、なにかしらカンドーを与えられるようなのが描きたいナー、と、ちょっとこっぱずかしいことまで言ってしまいます。

で、まあ、そのポスターを日々眺めていた効果と、某サイト様の日記を読んでとどめを刺されたのとで、映画館に特攻してしまったわけですが、どっちかが欠けていたら見に行ってなかったと思う。ので、某サイト主様、アリガトウとここで言っておきます。フフフ。
ん〜、他に「ポスター見たら見に行きたくなった!」な映画としては、パイレーツ・オブ・カリビアン、とか、カンフーハッスルとかがそうでしたが、すんません、「パイレーツ〜」見に行った時は9割寝てました(ダメ…私、もう、洋画見る時は絶対字幕モノは…見ない…眠くなるもの…)(ちなみに元々そんなに映画好きなタイプじゃないです自分。滅多に見ない。)

ところで奥さん。もういっぺんリンクはっときますが、上記の公式サイトですけどね。ちょっと飛んで行って見てくださいな。
ブロードバンドのお方でしたら、画像が左上から右下に向かってズダダダとドミノ倒しのよーに表示されると思います。ナローバンドのお方でしたら、めちゃくちゃ小さいコマ切れの画像が一枚ずつ神経衰弱のカードをめくるよーに現れると思います。
なんじゃこれは!?一枚の画像がタテ14列×ヨコ18列=252枚にも分割されてるのは一体どういう意味があるのですか、教えてwebの神様!!(ソースのぞいてみたらスゲーことになってるよ、テーブルの中に"01.gif"から続いて"02.gif"、"03.gif"…て、えんえんと"252.gif"まで並べられてるよ!!)…上から順番にちょっとずつ絵が表示される効果を狙ってるのか??それとも他サイトからの画像直リンク防止策とかなのか??う、う、うーん、ワカラン…!!
これもある意味感動。
感動のある日々ってホントにステキ!(笑)
 

つづく…。(つづくのか!!)(ウン、あと1、2回ぐらい…。)
 
 

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だ…誰一人読んでくれる人がいなかったらと思うとサビシイからカウンタはっといた…

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